予防接種には、感染症が流行することを防ぐとともに、予防接種を受けた本人が、病気にかからないように、あるいはかかっても重くならないようにする役割があります。
1度かかると免疫ができる(抵抗力がつく)病気のワクチンを注射し、病気にかかる前に免疫を作ってしまうのが目的です。
しかし、予防接種には副反応や事故の心配が付きまとうので、“かかりつけ医師” と良く相談し、本人、または、保護者の予防接種の目的と必要性の理解が前提になります。また、当クリニックでは、必要以上の接種はお勧めしていません。
※医師は、実際に予防接種を行いますが、区市町村長から補助者として依頼を受ける国の機関委任事務となっています。したがって、接種費用は、公費で負担がなされますが、本人負担の必要な予防接種もあります。また、予防接種を受けたことにより健康被害を受けた場合には、予防接種法による救済制度があります。 法に基づく予防接種については、政令期間とともに標準的な接種対象年齢が定められていますが、この年齢とは、その時期に受けることが最も望ましいという意味であり、この時期を外しても政令期間内であれば、予防接種を受けることは可能です。
実施時期、対象者などについては、お住まいの区市町村によって違う場合があります。自治体の予防接種担当課へお問い合わせください。
その他、ご不明な点は、ご遠慮なく各クリニックにお問い合わせください。
予防接種の種類
定期接種と任意接種
定期接種(一類疾病)は、各区市町村が、対象年齢・接種回数・期間を定めて公費でまかなうため、自己負担の必要がありません。接種前に各区市町村へ確認が必要です。
なお、対象年齢を過ぎてからの接種は、任意接種として自己負担が求められます。
任意の予防接種の費用は自己負担が原則ですが、定期接種(二類疾病)や任意の予防接種の一部は、各区市町村によっては、公費で助成される場合があります。
お住まいの区市町村またはクリニックへお問い合わせください。
| 対象疾病(ワクチン) | 対象年齢または対象者 | 回数 | |
|---|---|---|---|
| 三種(ジフテリア・百日咳・破傷風)混合 (DPT) |
1期初回 | 3か月~12か月の間 | 3回 |
| 1期追加 | 1期初回接種のあと、1年~1年半あけて 1歳6か月~2歳6か月の間 |
1回 | |
| 二種(ジフテリア・破傷風)混合 (DT) |
2期 | 小学校6年 | 1回 |
| 麻しん・風しん混合(MR) ※3期・4期は平成24年度までの時限措置 |
1期 | 1歳から2歳の間 | 1回 |
| 2期 | 小学校就学前の1年間 | 1回 | |
| 3期 | 中学1年生相当の年齢の1年度間 | 1回 | |
| 4期 | 高校3年生相当の年齢の1年度間 | 1回 | |
| 対象疾病(ワクチン) | 対象年齢または対象者 | 回数 |
|---|---|---|
| インフルエンザ | ・65歳以上の者 ・60歳以上65歳未満の者であって、心臓、じん臓、 又は呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活行動が 極度に制限される程度の障害を有する者 及びヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常の 生活がほとんど不可能な程度の障害を有する者 |
毎年度1回 |
| 種類 | 対象年齢または対象者 | 回数 |
|---|---|---|
| インフルエンザ | 二類の対象者を除く全年齢 | 1回又は2回 |
| B型肝炎 | (1)HBs抗原陽性の母親から生まれたHBs抗原陰性の乳児 | 3回 |
| (2)ハイリスク者 | ||
| (3)汚染事故時(事故後のB型肝炎発症予防) | ||
| 肺炎球菌 ※1 | (1)高齢者 2歳以上の慢性心・肺・腎疾患患者 糖尿病患者 (2)2歳以上の免疫不全者 |
1回 |
| 小児用肺炎球菌※2 | 生後2か月から9歳以下 | 接種開始時期により1~4回 |
| b型インフルエンザ菌(Hib) ※2 | 生後2か月から5歳未満 | 接種開始時期により1~4回 |
※1 台東区民の満65歳以上の方は、公費で助成が受けられる場合があります。対象者・助成金額等、詳細は台東保健所または藤本クリニックへお問い合わせください。
※2 台東区民で対象年齢にあたる方は、公費で助成が受けられる場合があります(平成22年11月より)。詳細は台東保健所または藤本クリニックへお問い合わせください。


